中世の鎧を着て城壁の石壁を登れるのか検証してみた動画。
検証に使用したのは日本の当世具足と西洋のプレートアーマーと農民鎧。
検証結果は以下の通り。
約20kgある当世具足は難なく上ることができました。
しかし、視界は狭く足元が見えず。
また、壁に接触し続けるのが難しくなるため、より頭を近づける姿勢に。
その行為も視界を塞ぎ、難易度を上げます。
そのため、足を置く適切な場所が見つからず困難な行為となりました。
西洋のプレートアーマーはガントレットを外し、登ることができました。
これは全身を保護するだけでなく、機敏にも動く必要があったため。
そのため、騎士にとっては石壁を登ることも可能だったのではないかとのこと。
農民鎧では先の二つの鎧よりも早く登れるという結果に。
鎧の重さ自体は5~8kgほど。
今までの鎧に比べ、視界の確保も良好で手をより高い位置に置けたとのこと。
しかし、実際の戦場では上から降ってくる矢や投石に対しての防御は薄目。
そのため、一概にどの鎧が一番良いとは言えないそうです。
この重さのものを身に着けて登れるのもすごいですね。

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