鉄球と鉄球の衝突によって紙を燃やして穴をあけられるということを解説してくれた動画。
2つの重金属のボールを衝突させるとエネルギーが1点に集中し、文字通り紙に穴をあけます。
これは衝突によって熱が発生し、紙を燃やすため、穴が開くという原理です。
さらに熱くしたい場合は片方を錆びさせ、片方をアルミホイルで巻けば完了。
この2つをぶつけることによって華氏4500℃以上の溶融スラグが発生。
これには大して筋力が必要なわけではなく、容易にテルミット反応を起こせるとのこと。
この原理はアルミニウムが酸化鉄を還元し、ボールの錆が酸化アルミニウムを形成。
これにより、先の実験よりもさらに多くの熱を発生させているのでした。
ちなみにこの2つを使う場合は目と耳に保護具を着用する必要があるそうです。
また、鉄球を錆びさせるのに10日ほど要したそうですよ。
錆びた金属って結構危ないですね。

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