ゴテゴテと装飾されたファンタジーなデザインの弓矢が実際には使用できない理由がこちら。
まず弓の構造として正面から見た時に幅が広く、側面から見た時には幅が狭い、となっています。
これは弓を引いたときにまっすぐにしなる構造とさせるためにこの形状となっています。
しかしフィクションなどでリムからグリップにかけて装飾が施された弓の場合には注意が必要。
モノによってはしなることができないため、弓としての性能を発揮できないとのこと。
また、円形や四角形の弓も現実にはありますが、木材の層を利用することでしならせています。
そして現代の弓ではライザーと呼ばれる部品がついていることもあります。
これはリムをより強力にしならせるためのパーツで、完全に固定されています。
このライザー部分に装飾を施しても性能に変化はないとのこと。
さらにはフィクションでは剣を変形させて弓として扱うパターンもあります。
その場合は剣の幅広な部分を自身に向けて、弓を引くことになるそうです。
今後ファンタジーな弓を見る目が変わってきそうですね。

コメント