モンスターの子供だってベッドの下に潜む得体のしれない人間は怖いかもしれないショート。
とある日の夜。
ひとり自室で就寝するモンスターの子供。
独りで寝るような年齢だからと言って、夜の闇が怖くないわけではありません。
部屋の暗がりには何かが潜んでいるかもしれませんし、クローゼット裏には誰かがいるかもしれません。
そんな怖い思いをしながら一人で寝るモンスターの少年。
ふと、ベッドの下に違和感を感じ、誰かいるの?と問いかけます。
すると出てきたのは怖い怖い人間の男。
満面の笑顔で暗がりから顔を出し、立場が逆転したなと笑う男。
少年は恐怖にかられ、母親へと助けを求めます。
しかし、現実を知っている母親が人間なんて言う空想の存在を信じるはずもありません。
母親が来るはずもないことを知っている人間の男。
男は少年にベッドから出てくるようしきりに勧誘します。
ですが、ベッドの中にいれば安全だと思い込む少年。
少年を食べたりはしない、と約束する男。
そんな男を疑う少年。
リアーナのベッドの下の怪物は友達だ、と有名なフレーズを使い懐柔しようとする男。
そしてリアーナの歌で意気投合する2人。
最後に男はクローゼットの中にも人間がいるぞ、と脅して去っていくのでした。
モンスターでも子供のうちは怖いものは怖いですからね。
仕方ないですね。

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