ドローンは空気のない真空の中でも飛べるのか検証してみたショート。
検証に使用したのは真空チャンバーの中にも入るミニドローン。
またこの真空チャンバーはどの程度空気を吸って真空状態を作り出すのかの気圧調整も可能。
そのため、様々な気圧で検証してみることに。

まず試した環境は90%。
これはコロラド州のデンバーと同じくらいの気圧。
この環境下では難なく飛ぶことができました。

次に試したのは80%。
こちらはメキシコシティと同じような条件下。
ここでも問題なく飛行可能でした。

そして70%の環境下。
これは富士山と同じくらいの気圧になります。
これ程にもなると軽々と飛び上がることはできず、苦戦している様子。

さらに気圧を下げた50%。
こちらはエベレストのベースキャンプに匹敵する環境。
プロペラは問題なく回転していますが、時折悲しげに飛び跳ねるだけ。

そして下げに下げた30%。
これはエベレストの頂上と同じという環境下。
この状況下では飛び上がることはできず、地面を這うだけとなりました。

ある程度の気圧でも問題なく飛べるというのが科学の進歩を感じますね。