昭和2年の日本人どんなことを考えたり愚痴ってたりしてたのか調べてみた動画。
引用資料として用いたのは明治5年に創刊された東京日日新聞の読者投稿欄、角笛。

その中で論じられていたボヤキは以下の通り。
・マルクスの「資本論」の翻訳本が発行されたが価格が高すぎる。
・当時、防汚措置として取られていた小学校での靴カバーの不要論。
・大正天皇の喪中に日雇い労働者へ配給される食券の枚数が配給所によって違っていた。
などなど。

いずれも物価の上昇による弊害や世間のルールのわずらわしさ。
自治体の対応の悪さなどを愚痴っていたようです。
こういう文章から当時の人々の生活の仕方がうかがえるのも面白いですね。