スリラー映画とか犯罪ドラマとかでよく見かける糸と顔写真と新聞記事と地図で作成されたあれ。
写真と写真を糸でつなぎ、そこに新聞記事を添付し、背後に地図を貼り付けるというもの。
壁に表示することで事件や関係者の相関図を整理し、視覚化する用途で用いられます。
これらはマーダーボード(Murder Board)やウェビング(Webbing)等と呼ばれています。
映像作品などで使われる場合は、演出上のインパクトを持たせる目的として。
または時間経過を表す演出としてよく用いられています。

そんなどこかで考えを整理するときに使えるかもしれないマーダーボードの作り方。
必要なものはコルクボードやフォームボード等、画びょうを刺せて壁に配置できる大きな板。
そして付箋やポストイット、描き込むためのペンや鉛筆に画びょうと紐か糸。
必要な道具がそろったら次はマーダーボード作りへと移ります。

まずは情報のクラスターをそれぞれの項目ごとにまとめ、ボードへと添付。
ポストイットには個人の発言や考え、または自身が思いついたことをメモ。
そしてそれらの情報がリンクするものを糸で接続。
これらのクラスターに適宜情報を追加していく、という手法です。

ちなみにこれを応用すればテーブルトークRPGとかでも使用できるそうですよ。
これを見ても理解できそうにないのが自分なんですけどね。